こんにちは!ひよこイングリッシュを運営している”ひよこ”と申します。
普段は外資系の会社で英語を使って仕事をしております。
本ブログでは、外資系企業に就職・転職するための英語の勉強方法について体系的に解説しています。
本記事では、外資系企業を目指す人に向けて、実際に就職・転職する方法について解説しています。
本記事の対象読者は以下のような方を想定しています。
・外資系企業に転職してみたいが、転職する方法がわからない
・転職エージェントの利用を検討しているが、転職エージェントがどういったものかわからない
・転職エージェントを利用しているが、どのように担当者と付き合えばいいかわからない
本記事では、以上のような悩みをすべて解決していきます。
転職を3回し、その内の2社で外資系企業で働いている”ひよこ”が、外資系企業に転職するために転職エージェントの選び方を解説していきます。
転職エージェントの落とし穴 失敗談から学ぶ転職エージェントとのコミュニケーション
ひよこさん、転職エージェントを利用して転職することを考えているのですが、何か気を付けることはありませんか?
ひよこイングリッシュでは、転職エージェントを利用した転職をおすすめしているけど、実は気を付けなくてはならないこともあるんだ。
僕も過去に失敗した経験があるので、失敗談をもとに気を付けるべき点を解説していこう。
本ブログでは、転職エージェントを利用して外資系企業へ入社することをおすすめしています。
転職が未経験で、転職エージェントについて知らない人のために、簡単に転職エージェントについて解説します。
転職エージェントは、転職を支援するキャリアアドバイザーが、採用を検討している企業と転職を希望している人の間に立って、最適な求人を求職者に紹介することで、マッチングを支援するサービスのことです。
大きな特徴の一つとして、採用をする企業側がお金をエージェントに払うため、転職希望者にはお金がかからないことがあります。
転職エージェントを活用することをおすすめする理由は、ネットから得られる情報以上の求人に出会えたり、業界や職種全体の動向についても情報収集ができることにあります。
転職することはリスクがありますが、転職活動をすること自体のリスクは低いので、”ひよこ”はまず話を聞いてみることをおすすめしています。
別の記事で、転職エージェントを活用することをおすすめする理由を紹介していますので、詳細を知りたい方は、下の記事を参照してみてください。
転職エージェントをおすすめする一方で、気を付けなくてならないこともあります。
“ひよこ”は一回目の転職の時に、転職エージェントを活用したのですが、結果的に外資系企業に転職はできたものの、入社後うまくマッチングせずに、とても辛い思いをしながら働くことになってしまいました。
当時フィリピン人の担当者が付き、英語でのコミュニケ―ションをしながらの転職活動でした。
非常に優秀な担当者で、多くの外資系企業を紹介してくれた上に、企業や”ひよこ”とのコミュニケーションも迅速かつ円滑に行ってくれたが故に、すぐに内定をもらうことができました。
あれよあれよという間に決まってしまい、もらった内定も有名な大手外資系企業だったが故に、手拍子で内定を受けてしまいました。
これが結局失敗になってしまうわけなのですが、何故失敗してしまったのでしょうか。
“ひよこ”が最初の転職で失敗した原因は大きく2つだと考えています。。
一つは、「転職エージェントのビジネスの仕組みを理解していなかったから」、もう一つは「転職エージェントとの付き合い方を知らなかったから」です。
転職で失敗することがないように、この2つをしっかりと勉強していきましょう。
転職エージェントの付き合い方を考える前に 転職エージェントのビジネスの仕組みを知ろう
まずは転職エージェントのビジネスの仕組みを知りましょう。
冒頭で書いたように、お金の流れの大きな特徴の一つとして、採用をする企業側がお金をエージェントに払うため、転職希望者にはお金がかからないことがあります。
うまく採用が決まれば、企業から転職エージェントにお金が支払われることになります。
つまり、転職エージェントは企業からお金をもらうことで成り立っているビジネスです。
企業の採用を成功させることでビジネスが成り立っているのです。
上記のビジネスモデルを踏まえると、転職エージェントは採用をしている企業からお金をもらっている関係もあり、転職希望者の方に100%近寄って支援することが難しいです。
非常に極端な話をすれば、採用を募集している企業に満足してもらうことが大事なのです。(当然そのためには転職希望者の満足度も高くなくては成立しませんが…)
ほとんどの転職エージェントでは、転職希望者に転職してもらうことに必死にならざるを得ず、長期的視点においてベストなキャリアの選択に対してアドバイスをするのが難しいのです。(あくまでも一般論であり、すべてのエージェントや担当者がそうだとは決して言いません)
もちろんエージェントの方は転職希望者を支援するために、遅くまで一生懸命働いているのを”ひよこ”自身も見てきましたが、ビジネスモデル上の限界は感じてしまいます。
転職エージェントと付き合い方:に大切にしたい3つのポイント
次に、転職エージェントのビジネスモデルを踏まえた上で、転職エージェントとの付き合い方を学びましょう。
大切にしたいポイントは大きく3つあります。
1.転職エージェントのアドバイスを鵜呑みにせず自分軸で判断する
2.必ずキャリアアップができる選択をする
3.転職エージェントの担当者に全力で支援してもらう
一つずつ見ていきましょう。
1つ目は、転職エージェントのアドバイスを鵜呑みにせず自分軸で判断することです。
先に書いたように、転職エージェントは企業からお金をもらうことで成り立っているビジネスです。
この前提に立つと、転職エージェントから貰えるアドバイスには偏りがある可能性があります。
例えば、転職希望者側からすると、企業の良い点と悪い点のどちらも知りたいところですが、企業にどうしても入ってもらいたい転職エージェントからすると、マイナスの情報よりもプラスの情報の方をどうしても前面に出してコミュニケーションしてしまう可能性があります。
もちろん、プラスの面、マイナスの面をどちらも知ってもらって、転職希望者に後悔のない転職をしてもらいたいと考えているエージェントがいることもわかりますが、ビジネスモデルの構造上、転職エージェントからの情報は、あくまでも情報の一つとして受け取る方が転職を希望する読者の皆様にとっては安全率が高まります。
転職エージェントからは色々な情報がインプットされるので、受け身でいるとエージェント主導で転職活動が進んでしまうことがあるので、必ず自分軸を持つこと、そしてエージェントからの情報は得られる情報の一部だと認識して、他の情報源も併せながら総合的に判断していくことが非常に重要です。
2つ目に、必ずキャリアアップができる選択をすることです。
転職エージェントが企業側に寄った存在だと考えるとすると、転職をすることが企業側にとってプラスになっても、転職する側(読者の皆様)にとってプラスになるとは必ずしも限りません。
転職することが本当に自分のキャリアを強化できているかをしっかりと考えましょう。
それでは、「強いキャリア」とは何を意味しているのでしょうか。
“ひよこ”は、「強いキャリア」を以下のように定義しています。
強いキャリア = 年収が高い + レジリエンスがある
一つは「年収が高い」ことです。
これは単純に年収が高いことが稼ぐ力が高いことを意味しているからです。
もちろん必ずしもイコールではないのですが、年収が高いと一般的に仕事ができると見なされやすいです。
色々な業界や職種がある中で、個人の能力を定量化して比較するのが非常に難しいが故に、年収は誰もが関係している一つの判断軸になるからです。
もう一つは、「レジリエンスがある」ことです。
レジリエンスとは、困難な状況などに直面した時にうまく適応する能力のことです。
万が一今の仕事がなくなった時に、他の会社で仕事ができる力があるか、を”ひよこ”はレジリエンスがある状態だと考えています。
年収が高くても、現在勤めている会社でしか通用しないスキルしかなくて、他の会社で働くことができないとなると、会社がつぶれてしまうなどの不測の事態に対して非常に弱いからです。
スキルの汎用性ももちろんですが、他の会社でもやっていけるコミュニケーション力などもレジリエンスの一部になります。
3つ目は、転職エージェントの担当者に全力で支援してもらうことです。
転職希望者は非常に多く、一人の担当者が複数人の転職希望者の担当をすることが多いです。
転職エージェント側の立場になって考えてみるとわかりやすいですが、当然転職をしてくれそうな人に注力してくれます。
それではどのようにすれば、転職活動を優先的に支援してもらえるのでしょうか。
当然「強いキャリア」を持っている人は高年収で転職もしやすいため、力も入れてもらいやすいです。
もう一つ重要なことは、自分のアピールポイントを明確にしておくことです。
外資系企業に転職することに関係なく、アピールポイントを明確にすることは非常に大事で、エージェントも企業側に転職希望者をプッシュしやすいため、エージェント側もサポートすることを明確にイメージができるようになります。
ちなみに、仕事を辞めていれば、働いている人に比べて転職する確率はかなり高いため、注力してもらいやすい場合もありますが、転職する側は精神的にもきついと思うので”ひよこ”はあまりおすすめしません。
また、転職エージェントの担当者と合わないときは、担当を変えてもらいましょう。
当然人と人とのやり取りなので、担当者と合わないということは十分あります。
その場合は、無理して継続せずに転職エージェントにその旨をはっきり伝えて変えてもらうのがいいでしょう。
ただし、担当者も人間なので担当を変えられると当然落ち込みます。
あまり何度も変えることはしないようにして、担当を変えたいと複数回思った場合は、自分にも問題があるのではないかと立ち返り、お互い歩み寄れるような関係性を作れるのが望ましいです。
転職エージェントとWin-Winの関係を築いていこう
ひよこさん、転職エージェントとの付き合い方についてよくわかりました。
自分軸を持って納得のできる転職を実現したいと思います。
いぬくん、本記事は少し極端に疑って書いているかもしれないけど、それくらいの気持ちを持って転職活動をするのがちょうどいいと思っているよ。
自分軸をもって納得できる転職ができることを祈っているよ。
本記事では、転職エージェントとの付き合い方について解説しました。
本ブログでは転職エージェントをお勧めしていますが、気を付けるべき点もあります。
転職活動を成功させるためにも、転職エージェントとどうやって付き合っていくかは非常に重要です。
彼らのビジネスモデルを理解しつつ、お互いWin-Winの関係に慣れるように、本記事で学んだことを活かして転職活動を進めていきましょう。
読者の皆様の成功をお祈りしています。
ひよこイングリッシュ管理人 ひよこ