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こんにちは！ひよこイングリッシュを運営している”ひよこ”と申します。
普段は外資系の会社で英語を使って仕事をしております。
本ブログでは、外資系企業に就職・転職するための英語の勉強方法について体系的に解説しています。
本記事では、外資系企業を目指す人に向けて、最速でビジネス英会話を習得するために「何をすべきか」を解説しています。
本記事の対象読者は以下のような方を想定しています。
・外資系企業に興味がある
・外資系企業に入りたいが英会話に自信がない
・外資系企業に入るために必要な英単語を習得したい
本記事では、以上のような悩みをすべて解決していきます。
外資系企業に入るために、ビジネス英会話を習得することをゴールに設定し、そのための勉強方法を解説していきます。
本ブログで目指す英会話力のゴールについて解説していきます。
一般的なビジネスで使う英会話であれば、ネイティブのようにペラペラと流暢な英語を話せるようになるわけでも、英語で難しい交渉をできるようになる必要もありません。
目的はただ一つです。「仕事で英会話を使えるようになること」。これさえ達成できればいいので、無駄なことはそぎ落として最速で身につけていきましょう。
そこで、本ブログでは外資系企業に就職・転職するための英会話力として、最終的な仕上がりイメージを以下のようにします。
・業務の話であれば、何を話しているか理解できる
・明確に、そして論理的にアンサーができる
・同意を得ながらコミュニケーションを進めていける
以上のことさえできれば、必要最低限ではありますが、ビジネス英会話ができるような状態になります。
転職を３回し、その内の２社で外資系企業で働いている”ひよこ”が、最速でビジネス英会話を習得するためのノウハウを解説していきます。
別記事でTOEICで800点を獲得するための英単語力についても解説しているのであわせて確認してみてください。
ビジネス英会話を習得するための第一歩！英単語はどこまで勉強すればいい？
ひよこさん、外資系企業で働くためにビジネス英会話を習得することを目指しています。
英会話を習得するにあたって、まずは何から勉強していけばいいでしょうか。
まずは英単語と英文法の勉強から始めていくのがいいね。
英単語と英文法は英語学習の基礎になるので、英会話だけでなく英語の能力を上げるには欠かせない勉強だよ。
今回は英単語の学習に絞って解説していくね。
英単語の学習は、今後の英語の勉強の基礎になります。
英会話をするのにも、英語の文章を理解するのにも、まずは単語の意味を知らなくては始まりません。
一方、単語さえ知っていれば、なんとなくの英語の意味はつかめるようになります。
それでは、英単語はどこまで勉強すればいいのでしょうか。
日本に生まれ育ってもまだ知らない日本語がたくさんあるように、英単語の勉強にも終わりはないので、勉強しようと思えばいくらでも勉強できてしまいます。
ただ、当然時間は有限ですので、「ビジネスの場面で英会話をする」という目的を達成するために必要な英単語力を身につける方法を解説していきます。
学習を始める前に「英単語を習得する目的を明確にする」ことから始めましょう。
目的が「ビジネスの場面で英会話をする」ことに設定した場合、以下の２つの能力が求められます。
・基礎的な英単語力
・専門分野に特化した英単語力
基礎的な英単語力については、大学受験レベルまでの英単語をマスターできれば十分に身につけることができます。
大学受験までの英単語で日常で使用される単語のほとんどはカバーできており、一部の難しい単語や専門用語を除けば、リスニングやスピーキングをするのにおいてほとんど障害がないからです。
もう一つ、専門分野に特化した英単語力がビジネス英会話を習得するにあたって必須になります。
すでにビジネスの現場で働かれている読者の方にとっては周知の事実ですが、業界や職種に応じて専門的な言葉を使いながら仕事をすることになります。
きっと入社したての頃は、日本語でも一体何を話しているのかわからなかったかと思います。
英語も同様で、専門用語については普段の勉強で学習することがないため、個別に覚えていく必要があります。
業界や職種に特化した単語帳があれば良いですが、もし売っていない場合は自分で単語帳を作ってしまうのがいいでしょう。
英単語の勉強を攻略する３ステップ
英単語の覚え方ですが、”ひよこ”は３ステップで勉強するのが良いと考えています。
また、学習者の方のレベルに応じてどのように勉強を始めるかが分かれてきます。
このレベルの分け方ですが、「発音を聞いて英単語のスペルを思い浮かべられるかどうか」が、分かれ目になります。
実際に次の３ステップを見ながら解説していきましょう。
１．英単語帳を使って、英単語を聞きながら書いて覚える
２．英単語帳を使って、英単語を発音しながら覚える
３．専門分野の本・サイト・論文等を読みながら、知らない単語が出てきたら都度覚える
最初のステップは、英単語帳を使って、英単語を聞きながら書いて覚えることです。
あなたが発音だけで英単語のスペルが思い浮かべられない場合、まだ英語に慣れた状態になっていません。
このレベルの方におすすめする英単語の勉強法は「英単語を聞きながら書いて覚える」ことです。
書いて覚えるのは効率が悪いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、”ひよこ”は英語に慣れていない頃は書いて覚える方が良いと思います。
発音だけで英語のスペルのイメージがつかなくても、だんだんと発音を聞きながら書いていくうちに、知らない単語でもなんとなくスペルをイメージできるようになってきます。
最初はこの感覚を養うために、まずは書きまくって覚えるのが今後のためにいいでしょう。
次のレベルは、「声に出して読んで覚える」方法です。
ステップ１に比べて書く時間を省略できるので、英単語帳を周回するスピードが一気に上がります。
記憶の定着には接触回数が非常に重要であるので、なるべく速い速度で単語帳の周回を繰り返すことで、英単語を確実に記憶に定着させることが可能になります。
また、見るだけではなく、声に出すことが非常に重要で、声に出すと耳でも同時に覚えることができるので、「聞く」能力の向上にもつながります。
シャドーイングのような形で音声を聞きながらでも構わないので、まずは真似して発音してみながら始めてみましょう。
最後は、専門分野の本・サイト・論文等を読みながら、知らない単語が出てきたら都度覚えることです。
専門用語については、専門分野の本・サイト・論文を読んで、実践の中で覚えていくのが良いです。
一回で覚えるのは難しいですが、多くの文章を読むことで頻出の単語をどんどんと覚えることができるだけでなく、読解力を鍛えることができます。
また、海外のサイトや論文は、日本語だけでは得られない最先端の情報を得ることも可能なので、専門分野への知識も深めることができます。
“ひよこ”おすすめの英単語帳
ひよこさん、英単語の勉強の仕方はよくわかったのですが、どの英単語帳を使えばいいでしょうか。
英単語帳って本屋さんに行くとたくさんあって、どれがいいのかよくわかりません。
”ひよこ”さんおすすめの単語帳はありますか？
どの単語帳がいいかは個人差があるので、正直な話自分で本屋に行ってパラパラと単語帳を見ながら好きなのを買うのがいいと思うよ。
それでも選べない人のために、”ひよこ”が何冊か単語帳を使ってみた中で、おすすめの単語帳を紹介するね。
「ビジネスの場面で英会話をする」という目的においては、単語帳は２種類あれば十分です。
２種類の単語帳は、次の２つを選ぶようにしてください。
・大学受験レベルの単語帳
・専門分野に特化した単語帳
１．大学受験レベルの単語帳
一つ目は、大学受験レベルの単語帳です。
センター試験から国公立大学受験レベルの人が使用しているような一般的な単語帳で構いません。
この単語帳で勉強する目的は、基礎的な英単語力を身につけることです。
大学受験レベルの英単語力を身につければ、TOEICを受験する基礎レベルは十分に身をつけることができます。
大学受験レベルの英単語帳について、”ひよこ”のおすすめを一冊だけ紹介します。
Z会が出版している英単語帳です。
大学受験ではあまりにも有名な単語帳ですが、”ひよこ”自身も速読英単語を使って大学受験だけでなく今でも活用しています。
この英単語帳の非常にいいところは、英単語が単純に羅列されているだけでなく、短めの文章と共に、文章中に登場した英単語を覚えることができるところにあります。
単語だけでなく文章を読む訓練も同時にできるため、非常にいい単語帳だと思います。
興味のある方はリンクからアクセスするか、本屋で実際に中を見てみてください。
２．専門分野に特化した単語帳
２つ目は専門分野に特化した単語帳です。
１つ目の大学受験レベルの英単語帳があれば基礎力としては十分ですが、働いている業界や職種によって、独自の専門用語が使われていると思います。
そのような単語は、基礎的な英単語帳ではカバーできないため、専門分野に特化した単語帳が必要になります。
問題は、業界や職種に特化した単語帳が売っている可能性が低いことです。
もし専門分野の単語帳が売っているのであれば、それを使ってもらえばいいかと思いますが、もしない場合は自分で作って勉強するようにしてみてください。
英単語をマスターしたその先に：英単語の攻略はビジネス英会話の第一歩
ひよこさん、英単語の勉強方法がわかりました。
毎日少しずつ勉強して英会話ができるようになりたいと思います！
いぬくん、英単語はあくまでも英会話をするための基礎の部分だよ。
英会話ができるようになるために、あわせて他の勉強もしていこう！
本記事で紹介した英単語の勉強方法でビジネス英会話を習得するだけの英単語力を身につけてください。
ただ、当然英単語の勉強をしただけでは、英会話ができるようになるわけではありません。
文法の勉強、リスニングの勉強、スピーキングの勉強など、やるべきことの一つに過ぎないことを理解してください。
その一方で、単語の勉強は文法の勉強と並んで、英語の基礎力の土台となる部分になります。
単語と文法の勉強をがっつりとやって基礎力をつけることで、英会話の習得にも非常に大きく効いてきます。
英単語の勉強を通して、英語の基礎力をつけて今後の勉強をスムーズに進めていきましょう。
ひよこイングリッシュ管理人 ひよこ